18/03/2026
Value Overwrite eye T-shirt / "MONIC on Printstar"
●「ボヤけた視線が、核心を突く。」
フロントに鎮座するのは、MONICの代名詞「eye」
あえて輪郭を明確にせず、遠目で見ると「少しばかりボヤけて見える」ような独特の質感をまとわせています。
真っ白なキャンバスの中央で、どこを見ているのか、何を見透かしているのか分からない。
その境界線の曖昧さが、言葉にできない「怪しさ」と、一度見たら忘れられない強烈な存在感を放ちます。
●「既成の価値を上書きする」
ベースに使用したのは、タフな定番ボディ「Printstar」
通常、オリジナルブランドを展開する際は、元のタグを切り取り、自社タグへ付け替えて「ブランドとしての体裁を整える」か、ゼロから生地を選び、独自のパターンを引いて一から製作するのが業界の通例です。
しかし、今回MONICはその「お行儀よくルーツを消し去る」という工程を拒否しました。
あえて残したPrintstarのタグ。その真上に、MONICのロゴを直接プリント。
これは、既存の価値を"隠す"のではなく、その上から新たな価値を強引に叩き込む「価値の上書き」という、一つの回答です。
●「ハックする」ということ。
既製品のロゴを、自らのロゴで塗りつぶす。
それは、誰かが作ったルールや「正解」に対して、自分の足跡を上書きしていく剥き出しの反骨心の現れです。
完成されたもの、当たり前にあるもの。
それらに独自の視点という「上書き」を施した瞬間、それは単なる既製品から、体制をハックするためのツールへと姿を変えます。
誰かが決めた価値の枠組みを書き換えていく。
そんな静かな反抗心を身に纏う、コンセプチュアルな一枚。