02/10/2026
先日は主に清水先生のところにいらっしゃる作家さんに向けてお話し会を開催しました。参加してくださったみなさま、午前、午後、狭いスペースでぎゅうぎゅうな中、長時間お話しに耳を傾けてくださり、ありがとうございました。(お話し会の経緯については、白いネックレスの投稿のところにあります。)
何年かぶりのお話し会、無事に終了しましたが……やっぱり、ワイワイみなさまとお話しできることが、すごく楽しかったです!
作家として「ものづくり」を仕事にして収入を得るということは、クリエイティブな「創造性」と現実的な「収益」という、一見相反するものを両立させていくことで、そのバランスの取り方は悩ましいところですよね…
「作家」としてはもっとひたむきに制作に取り組む、素晴らしい作品を作るために日々向き合う、ということにも憧れますし、そういうかたを尊敬しています。
でも「お店と作家を両立させること」が今の私にとっての幸せで、
きっとそこに興味を持ってくださったのだと思います。
私が出会ってきた中で尊敬しているのは、「どれだけ売れるか」よりも、「どうやってお客様に喜んでいただき、楽しんでもらえるか」を一番の軸に置いて企画しているお店や店主の方々です。
そういったお店は、結果としていつもお客様の笑顔であふれ、楽しそうなエネルギーで繁盛していて、私自身、そうしたお店で出店させていただく機会に触れるたびに、「私もお客さまを楽しませることをもっと考えたい!」と刺激をいただいてきました。
ものづくりを続けていくためには、小さなお店であってもそれなりの収益は必要です。なので、あんな工夫やこんな試行錯誤などしますし、今回そういったお話しをあれこれしました。
でも、私が一番大事にしたいこと、軸にすると気持ち良く進んでいけると思うことは、「お客さまに喜んでいただくこと、役に立つこと」だなと思っています。
なので、私はお一人おひとりのお客さまに喜んでいただき、お役に立つことに密かに全力(重く暑苦しくならない程度に…笑)を捧げているつもりです。綺麗だなと思うものを作る、お店で楽しい時間を過ごしていただく、ご依頼をいただいたときに自分でできると思うこと、可能性は全部あたる、みたいなことかもしれません。全力と言っても完璧ではないので、ディスプレイがおろそかになったり、抜けているところはたくさんありますが、ご意向を伺ったり向き合うことを最優先にしています。
かと言って、ただお客さまの欲しいとおっしゃるものをそのまま作る、とは少し違います。
「思っていた以上に素敵なものに出逢えた!」と言っていただけるようにするのが腕の見せどころかなと思っています。
小さなアトリエショップとして今のスタイルに落ち着いているのも、「どんどん稼ぐ」や「ちゃんとした素敵なお店」を目指すためではなく(目指してもできませんが😂)お客さまと直接関わることで、【お客さまも私も心が満たされること】こそが、私の一番の目標であり理想であり自然なかたちだからなのだと思っています。
どんなちょっとしたお修理でも、シンプルなデザインのアクセサリーでも、お手持ちの愛着のあるもののリメイクでも、大作のネックレスでも、どれもこれも喜んでいただければ、私の心のエネルギーになっています。
ブランディングのような素敵なことは私にはできていないですし、
eclecticのアクセサリーはあくまで脇役で、どれもがデザイン性の高いアクセサリーである必要もなくて、つけてくださるかたが、何となく選んでみたけど、なんだか気に入って毎日つけている…というのでもとても嬉しいですし、
すごい!と褒められても、助かった!と言われても全部嬉しいです。似合ってしまって思わずニコニコした笑顔や、またつけてきてくださる使い込まれたアクセサリーを拝見できることもとても嬉しいですし、
お店でお客さまからいただけるのは商品のお代だけではないなと、いつも思います。
なので、お店は私にとって一番のパワースポットで、
小さく細々とですが、19年間幸せに続けてこられたのは、こういうことなんだろうなと思っています。
ただ私はこういう「お店もやる作家」として満足していますが、みなさまの幸せのかたちもそれぞれだと思います。
それぞれのかたがそれぞれのスタイルで進めていくために、少しでも何か参考になることがあれば、嬉しいです。
結局、お話し会を通して私自身が初心に返り「もっと精進しよう!」と思いました。そして何より、私と関わってくださっているすべての方々のおかげで今があるのだと、改めて感謝の気持ちでいっぱいです✴︎
(ちなみに…会の中で先生から「大変だった時期、ハードシングス(困難)はどうやって乗り越えましたか?」とご質問をいただき、その時は上手にお伝えできなかったのですが、あとから「チャンスはピンチのフリをしてやって来ました…!とお答えすればよかったな」なんて思っています笑 またいつか、そんなお話しも!)
とにかく、清水先生 清水美和子 nagomi*style のお人柄にすっかり安心してお話しに集中することができました。
あこちゃん Akiko Asano 今回も思い出に残る写真をありがとう☺️
(最後の写真は清水先生からいただきました)